知ってると便利 祝儀袋の基礎知識
店頭でよく聞かれるのが、祝儀袋のこと。 意外と常識と思われていたことでも、知らない人が多いのにはビックリ。 普段使いこなしていないので、忘れることが多いようで、改めてみると 自信が無いのでしょう。そこで基礎知識をここで展開して見ましょう。
ご祝儀の知識
折り返しの重ね方
お渡しするときに間違ってはいけないのが「折り返し」
祝儀の場合 「幸せが受け取れるように」「天を仰いで喜びを表す」などの意味から、裏の重なりを上向きにして重ねます。 逆に不祝儀の場合は 「悲しみを受け流す」「悲しみが再び起こらないようにする」などの意味から、裏の重なりは下向きします。
水引の形
包んだ和紙を結びとめるものとして仕様されるようになったのが水引です。 金額が少ない、改まった感じにしたくない時また略式のお祝いなどには無くても よいとされてます。
花結び/蝶結び
結び目が簡単にほどけ、さらにもう一度結びなおすことができるため、何度繰り返しても良いお祝いに使われます。(出産・進学・入学祝い)
結び切り
一度結ぶと簡単にはほどくことができない、元に戻せない結び方。このことから、二度と繰り返したくないことに使用します。(結婚・全快祝い、弔事)
あわび結び
結び切りの変形で、あわごの形を模した結び方。こちらも簡単にほどくことができないということから、二度と繰り返したくないことに仕様。(結婚・全快祝い、弔事)
表書きについて
ご祝儀
ご祝儀の基本は中包みと外包み。外包みにに表書きと名前を書き、 中包みに住所・氏名・金額を書きます。表書きと名前は、最近では 短冊が主流となっています。
不祝儀
不祝儀の基本も中包みと外包み。外包みに表書きと名前を書き、中包み に住所・氏名・金額を書きます。表書きと名前は、最近では短冊が主流と なっています。
金額の書き方
金額の数字には漢数字を使用します。
1・・・壱 2・・・弐 3・・・参 5・・・伍
6・・・六 7・・・七 8・・・八 10・・・拾
千・・・阡 万・・・萬 円・・・圓
ふくさの使い方
ふくさの包みかた(ご祝儀)
ふくさの包みかた(不祝儀)